先日より予約を開始しました、美食の宝石☆☆☆Gastronomy Box。※現在は終了しています。
この豪華セットは神戸市内で唯一ミシュラン三ツ星を獲得しているレストラン、カセントとのコラボレーション企画より生まれました。
内容は、2017年4月下旬より毎月1回、3回にわたってハモン・イベリコ、ワイン、オリジナルレシピのセットをお届けするというものです。 当店が扱う5種類の個性豊かなハモン・イベリコに、カセントのソムリエ大山達也氏がワインをセレクト。 さらに福本シェフにはハモン・イベリコを使ったオリジナルレシピを考えていただきました。
コラボレーション
カセントのオーナーシェフである福本伸也氏はイタリア、スペインで修業をされ、彼の料理はモダンスパニッシュと評されることが多いようです。 しかしながら、素材そのものの素晴らしさを引き出すことを信条としており、モダンスパニッシュの枠を超えた料理の数々にゲストたちは舌鼓を打つのです。
そんな福本シェフが初めてアルトゥーロ・サンチェスの生ハムを食べた時、「めっちゃおいしい」と仰っていました。 素材に対して厳しい目を持った方にこの生ハムを認められたことは大変光栄なことでした。
そして、この素晴らしい生ハムを最高の形で味わってもらいたいという想いから今回の企画が生まれました。
カ・セント
海と山に挟まれ、自然豊かな神戸の地にお店を構えるカセント。 先述の通り、一つのカテゴリーで括ることのできないオリジナリティーを持ち、国内外からのゲストで最も予約が取れないお店の一つです。 2010年にミシュラン三ツ星を獲得し、現在も維持。
福本シェフは15歳で料理の世界に足を踏み入れ、20歳でイタリアへ。その後スペインに渡り、サンセバスチャンムガリッツ、バレンシアカセントを経て2008年にカセントを神戸でオープンされました。 シェフが作る料理は本当にシンプル。シンプルだからこそ食材の鮮度や組み合わせ、火入れなどにはひと手間もふた手間もかけています。 その日に仕込んだものをその日のうちに使い切ることも徹底されています。
シェフは何事にも本気でぶつかっている、というのが率直な印象です。 料理に対してはもちろん、来店するゲストに対しても、そしてお店のスタッフの方々に対しても。
「何ごとも全力じゃなければ、反省もできない」と福本シェフ。
今回のコラボレーションも全力で臨んでいただきました。
ワイン
5種類のハモン・イベリコに合わせて3種類のスペインワインをセレクト。 これらのワインを選んでくださったのがカセントのソムリエ、大山達也氏です。
大山氏は24歳でソムリエ試験合格、ワインの奥深さと楽しさにのめり込んでいきました。 イタリア、フランス、スペインを得意としていますがカセントにおいてはシェフのお料理に合うワインを重視し、フラットなスタンスでワインをセレクトされています。
3種類のワインはどれも日本ではなかなかお目にかかれない代物です。それぞれのハモン・イベリコとの相性を考えたうえで、ワイン自体の流れも考慮してセレクトされたとのこと。
大山氏のおすすめは第3回目のワイン、Coto de Hayas Fagus。 上質なガルナッチャの特徴である濃厚かつまろやかな口当たりで、スパイシーで香ばしい樽香のアフターを楽しめる逸品です。
レシピ
ハモン・イベリコを使った料理と聞いて、皆さんは何を浮かべるでしょうか。 サラダやパスタ、ピザなどは定番ですが、ハモン・イベリコはそのまま食べることがほとんどです。
そこで、カセントの福本シェフには5種類のオリジナルレシピを考案していただきました。 ハモン・イベリコ、ワインとセットでレシピも同封されていますので、ご自宅でも本格的な一皿にチャレンジしていただけます。
下記はハモン・イベリコ・ベジョータを使ったフラン(洋風の茶わん蒸し)です。
スペイン最高峰のハモン・イベリコと、日本が誇る三ツ星レストランが出会い、お届けするガストロノミーボックス。 数量限定で予約を承っておりますので、是非ご覧ください。※現在は終了しています。
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