エコ意識が高まっている昨今、「リボベジ」が注目されてきています。
リボベジとは「リボーンベジタブル」の略語で、再生野菜という意味です。料理の時に捨てていたような根っこやヘタなどを、水につけるなどしてもう一度育てることができる野菜が今注目を集めています。
リボベジが人気の理由は
- 生ゴミの量が減る
- 食費の節約になる
などが挙げられます。捨てるはずだった部分を再生し、もう一度食べれるようにできるのが特徴です。
エコの観点からだけではなく、単純に育てる楽しみがあるというのも大きな理由ではない でしょうか。
どんな野菜があるのか
例えば「豆苗」。栄養価が高いことで知られている豆苗は、もしかするとリボベジという言葉が生まれる前から再生野菜として認識されているかもしれません。根っこ部分を水につけてあげれば、どんどん新しい芽が生えてきます。リボベジ入門としておすすめです。
他にもニンジン、小松菜、玉ねぎ、キャベツなど、身近な野菜が再び活用できます。中にはアボガドのように、種を水につけてあげることでお洒落な観葉植物へと育ってくれるものもあるようです。
その野菜、捨てる前に活用できないかと考えてみるのも楽しいですね。
まとめ
本来捨てていたものを活用するということは素晴らしいことだと思います。生ハムに関して言いますと、原木からカッティングすると皮や脂、骨などどうしても提供できない部分が出てきます。例えば脂部分を使った目玉焼きはスペインでもよく食べられますし、残った骨をスープのだしにすることで最大限活用することが可能です。
その食材をどうすればひとつ残らず活用できるかを考えることも、私たちの大事な役割なのかもしれません。
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